注文住宅を建てるときに人気の間取りのひとつが「リビングイン階段」です。
廊下のスペースを極力省いてリビングに階段を配置することで、
リビングを広く使えたり、家族のコミュニケーションが取りやすいと言われています。
でもネットで調べてみるとメリットデメリットそれぞれあるようで…
私の実家は廊下と階段が繋がっている家だったのですが今回建てた家は「リビングイン階段」にしました。

どちらも住んだことがある中で正直な感想を書いていきます。
ぜひ家作りの参考にしてみてください♪
リビングイン階段のメリット
①リビングを広く使える
廊下スペースを節約した分、32坪と限られた広さの土地からリビングを20帖まで広げることができました。
おかげで子供も「ひろーい」と大喜び。


ダンスをしてもお昼寝用のお布団を広げてもまだまだ余裕があります。
リビングは家にいる中で1番長く過ごす場所なのでおかげで快適な空間になりました。
②見た目がおしゃれ
リビングイン階段は空間のアクセントになってくれるところも魅力的です。
階段がリビングの一部にあることで吹き抜けのような解放感が生まれました。






ルーフバルコニーまで階段は続くので螺旋階段っぽくもなり照明も海外住宅っぽい
ヨーロピアン調のデザインにしたので品のあるデザインにまとめられたかなと思います。
③冷暖房が2階廊下まで行き渡る
リビングイン階段について調べてみるとよく「冷暖房の効率が悪い」と出てくるのですが、
私は逆にメリットに感じていました。
というのも実家は廊下と階段が繋がっていたリビングと階段は離れている状態だったのですが、
・リビングは涼しいけど2階に上がるまでは暑すぎる
・リビングは暖かいけど2階が寒すぎるため暖房を誰がつけるかジャンケンで決めていた
こんな子供時代を過ごしていました笑
冬は特に寒い地方に住んでいたため、寝るときにつけるのでは寒くて寝られないんですね。
なので先に暖房をつけたいのですが行くのが寒くて寒くてよく家族でジャンケンをしていて。
そんな経験から冷暖房の効率は下がるかもしれませんが、
リビングインにしたことにより階段や2階廊下も快適な温度を保ってくれるので
結果として良かったなと感じています。
④家族の時間が自然と増える


2階の各部屋に行くときに必ずリビングを通るので自然に顔を合わせられます。
将来子供が成長した時に帰ってきても自分の部屋に直行してしまったら悲しいので…
ちょっとした挨拶や会話が生まれやすいのもリビングイン階段ならではの良さだなと感じています。
リビングイン階段のデメリット
①音が聞こえやすい
リビングと2階が繋がっているため、どうしても音は聞こえやすいです。
夫が在宅勤務ですがWEB会議をよくしているのでリビングで無音だと
内容までは分からないもののうっすら声が聞こえる程度には聞こえてきます。
対策として夫の部屋はあらかじめ壁に防音シートを入れてもらったため
生活音として気にならないレベルではありますが、
遮音性が気になる方は防音シートの導入も検討されると良いかもしれません。
まとめ
我が家はリビングイン階段にして正解でした◎
リビングイン階段はデザイン性や部屋の広さ、
家族との繋がりを大切にしたい方にはおすすめの間取りです。
一方で、音の面が気になるご家庭もあるかもしれません。
メリットデメリットがある中で我が家はメリットに感じる方が大きく
リビングイン階段を選択して良かったなと感じています。
これから間取りを考える方の参考になれば嬉しいです。
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